◆例:A社前売りタイプ航空券を予約・発券後、日程の変更が生じた場合
出発希望日が、6月11日、帰りが(現地発)6月19日で、ロサンゼルスに行くとします。
予約時点(3月)で、一番安いものでは¥81,000.-(前売りタイプ・購入期限28日前)が適用できます。
さて、ご予約をしましたら、全ての行程でOKでした。
では、今から72時間以内に発券をしなければなりません。
28日前までに発券すればいいんじゃないの?と思いがちですが、出発の28日前と今から72時間後の近い方が購入期限となるので注意が必要です。
出発まで3ヶ月もありますが、この時点で決めないといけないということになります。
そして、出発日が迫った、6月3日に、何らかの事情で、帰りの日を変更したくなったとします。
その場合、前述のように変更はできませんので、所定の手数料を支払った上で、お取消、新たに初めからご予約しなおし、ということになります。
その場合の料金は、下記のようになります。
まず、取消料¥30,000.-を差し引いた¥51,000.-を返してもらった後、新たに買いなおすということになります。
この時点で6月11日までは8日しかないので、適用できる運賃は、¥205,000.-のものしかありません。
最終的にかかる金額は、
¥30,000.-(前売りタイプの航空券の取消料)+¥205,000.-(変更時点で適用できる一番安い航空券)=¥235,000.-
となります。
また、新たに取り直しの時点で、往路の変更がなくても、往路もろとも取り直しになりますので、その時点でもともとキープしていた席も取れない可能性がでるなどの不都合も生じます。
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